資本主義のはじまり 2
このような進展がなぜ生じたのかについて、一連の理由を示すべきでしょう。
その理由のなかでもっとも説得的なものは、経済的、倫理的、宗教的な次元であるように思われます。
資本主義は市場を通して利潤を正当化することで、資金調達を求める際に生産の王道を開きます。
つまり資本主義はもはや政治的権力と一体化した社会的権力の各部分から利益を引き出すのではなく、市場を通して、市場のなかに、利潤の多面的な利用を見いだすのです。
その利用の一つが、政治的権力に対する異議申し立ての可能性です。
要するに、政治家を買収するというよりもむしろ、政治家を従属状態に引き下げようと企てることができるのです。
それゆえ買収は固有に政治的な市場の減少に悩まされるのです。