福祉国家から福祉社会へ
あと10年後、公的負担は今の倍ほどになるといいます。
今日この制度はこのままではやっていけなくなるということです。
「福祉国家の破産」といわれるのもそのためです。
しかし、高齢者はこれからますます増えますが、福祉は落ちてはいけません。
・・・とすると、別のやり方をせざるをえないことになります。
そこで戦前を考えてみましょう。
戦前は高齢者は少なかったにしても、やはりいたのです。
一般には年金などはなく、高齢者の面倒は家が見ました。
家族、子供が面倒を見たのです。
戦後は「ジジ抜き、ババ抜き」の、核家族化した社会になってしまいました。
むろん戦前でも、家族が高齢者の面倒を見られない場合はありました。
そのときは地域が見たのです。
村という地域の共同体ががっちりしており、あの家には子供がいないとなると、近所の人が行って、いろいろとお年寄りの面倒を見るのが普通だったのです。