通信業界における価格破壊
近年、NTTがどういう対抗策を打ち出すか注目されていました。
そして98年1月20日、月額200円払えば、5分10円で市内通話を提供するサービスを関東圏で始める、と発表しました。
1年後には全国でサービスするとしていますが、明らかにTTNetに対抗する新戦略の発動です。
電気通信審議会で「関東圏だけでサービスするのは、広くあまねくサービスする義務を負うNTTとしてはおかしい」という意見も出ました。
長電話が好きな人や深夜以外にインターネットFAXやパソコン通信をする人には歓迎されそうです。
NTTはこれで5年後に関東圏で120万の契約獲得を目指しています。
76年以来続いてきた市内通話3分10円が崩れる可能性が出てきたともいえますが・・・
市内で実質的な競争状態が実現したことは日本通信史上、特筆すべきことです。
国際通信から国内通信に進出を許されたKDDは、国内どこにかけても3分54円というサービスを始めました。
NTTの公衆網を使わず、直接KDDの国際交換機とつないで国際通話をかける〈ルートKDD>の加入者に限られますが、他の新電電と比べても国内長距離料金は半額。
通信業界における価格破壊は加速度をつけてきています。